朝ドラ エール 第11週 「 家族のうた 」
以前このドラマの薬師丸ひろ子さん演じる母の愛について書きましたが、
ずっと書きたくて書けなかった、唐沢寿明さん演じる父がすごい!
親の愛情があふれていて、子を想う気持ちがからだからあふれていて
裕一(窪田正孝)が子ども(石田星空)だったときから、
ことあるたびに涙しながら見ていたのでした。
「おとさん」と裕一もお父さんへの愛情でこたえます。
なんともほほえましい親子のシーン。いくつもいくつもありました。
そんな父が亡くなるなんて。
長男、次男ともそれぞれのかわいがりかたで愛情をそそいでいた。
そんな父の愛を最期にちゃんと子どもたちに伝えました。
いつも僕の味方だったよね。ではじまる裕一の言葉。
そこで流れる、回想シーン。
子ども時代の父と子どもの関わり。
どんなときも裕一に一生懸命だった父の姿が流れます。泣けてきます。
これほど効果的な回想シーンはないんじゃないかしらん。
次男・浩二(佐久本宝)にもちゃんと想いを伝えて彼は亡くなりました。
父親の愛を存分に演じきった唐沢寿明さん。
すばらしいです!
明るくてお人好しで、正直者で愛情深い優しい男の人を見事に
演じきっていました。
次男と最期に話したときのシーン、には特に泣きました。
だから長生きしてくれ、生きてくれ、と懇願する次男。
「おまえいいやつだな」と
「おめえらのおかげでいい人生だった、ありがとな、ありがとう」
には泣けました。
この言葉で、長い間あった兄弟の確執は溶けたな、と感じました。
唐沢寿明という俳優のファンになりました。
薬師丸ひろ子さん演じる母の愛についての記事はこちら