ドラマの話をしましょ

今放送中のドラマの感想や、もう一度見たいドラマのこと、役者や脚本家のこと、時々映画について綴ります。

スポンサーリンク

白い巨塔5話完結! 財前五郎の人間性が浮き彫りに。悔しいけどこのドラマに釘付けになってしまった

岡田准一さんはじめ、松山ケンイチさん、小林薫さん、そして岸本加世子さん、

寺尾聰さんの熱演で、ほんまに見応えのあるドラマでした。

白い巨塔 5夜連続スペシャルドラマ

 

22日から始まったこのドラマ、録画ではなくリアルタイムで視聴しました。

医療とはなにか?

生きるとはなにか?

死ぬこととは?

医療ミスとどう向き合うか?

 

泣き寝入りになることが多い中、このドラマは勇気と希望を与えるものでもありました。

それを強く感じさせてくれたのが、岸本加世子さんと息子役の向井康二さんの熱演でした。

 

欲と野望に満ちた冷酷(?)な自分本位な人間とどこまでも善良な人間の対比は

特に歯がゆく、腹立たしく、胸が苦しくなるものでもありました。

 

財前五郎の人間性をここまで浮き彫りにした岡田准一さんの演技には、胸打つものがありました。

ときに滑稽であるほど、自分本位で身勝手な男。

でも、なんだか憎めないヤツ。そんな財前を見事に演じきりました。

義理の父親どもども泥臭くてもええ、なりふり構わず白い巨塔の頂点を目指す姿は、

アッパれでありました。

 

そんな男が唯一心を許せたのが、愛人の花森ケイ子(沢尻エリカ)と

友達で同士の里見脩二(松山ケンイチ)だったこと。

このふたりが、そんな財前を包み込むようにあたたかかったこと。それが、とても救いです。

どんな人間にもこんな存在がいてくれたら、と願います。

 

自分のことばっかりで身勝手だった財前のために、皆が最善を尽くす。

それが皮肉だ、と寺尾聰演じる東教授のせりふにもありました。

その姿にも人間っていいな、と思えるものがありました。

 

このドラマが、リメイクで受け継がれる理由がわかった気がしました。

財前五郎の人間性がこんなに浮き彫りになった、今回の白い巨塔は、

もう一度見たいドラマにランクインすることは、まちがいない?

 

もう一度見たいドラマ、といえば初代・田宮二郎さんが演じた白い巨塔。

唐沢寿明さん演じた白い巨塔。

もう一度見てみたいです。

 

今回のこのドラマ、音楽がうるさすぎることなかったことも好感を抱いた理由の

ひとつです。

唐沢寿明さんの白い巨塔のアメージンググレースの鳴り響きは、涙を誘いはしましたが、

耳障りでもありましたので・・・・。

 

テレビ開局60週年企画モノとしては、ダントツ素晴らしかったと思います。

5日間、楽しませてもらいました!