朝ドラ まんぷく 第111話
第20週 できたぞ! 福子! 2月11(月)~2月16(土)
完成ですね、と喜ぶ福ちゃんに、
何を言ってるんだ、福子。まだまだこれからだよ、と萬平さん。
その瞳はいきいきしていました、が、福ちゃんは、
これから? いったい何がこれからなん? という表情。
同感。凡人にはそれが正直な感想。
今度は金枠を作っている萬平さん。
これはなんですか? ちょっと意味がわからない、と言う神部さん。
油であげたときに、麺が広がってしまわないようにという工夫の賜物です。
多孔質化の説明を神部くんにしています。
できたのは、まっ黒焦げのラーメンでした。
中は焦げていませんでした。その温度は180度。
温度が高すぎということで再度揚げ直し。
鈴さんはお見合い写真を吉乃ちゃんに見せています。
全く乗り気じゃない吉乃ちゃん。
なんでそんな勝手なことするの、と克子さんも呆れています。
130度で再挑戦。時間を計っているのは神部くん。
3分たちました!
よし! と萬平さん。
今度は色が白目です。一応中に熱は通っているということで、
食べてみましょ、と試食。
いただきます、と神部くん。
おいしくありませんね、と福ちゃん。
水分が抜けきっていないんだ、130度では低すぎるんだ。と萬平さん。
焦げたほうを食べたい、とまっ黒焦げの真ん中を食べたがる神部さん。
食べさせてもらった感想を、パーラー白薔薇で披露。
神部くんの味覚なんか当てにならん、と世良さん。
世良さんは油であげたラーメンは食べへんぞ、と。
香田家では、鈴さんが世良さんと同じことを言っていました。
油であげたラーメンなんか、気持ち悪うて食べられへん、と。
萬平さんの試行錯誤は続いていました。
あとはどうしたら油が均等に行き渡るかどうか・・・・これが課題です。
福ちゃんが、訪れた真一さんにその過程を説明していました。
生活の方はどうや?、と心配してくれます。
その事情を正直に言った福ちゃん。
どうして早く言うてくれなかったんや、と。
お金を貸してくれるとのこと。なんと心強い!
萬平さんの援助がしたい! と言ってくれました。
ただし条件がある、と。
その条件というのがラーメンの試食でした。なるほど。
未完成でも食べてみたい、というのが本能ですね。
渋る萬平さんでしたが、お金をかりることになった、と福ちゃんが説明。
わかりました、今から作りますから待っててください、と。
縮れ麺にしていました。
油の熱が通りやすくなるはず、だと。
最適油の温度は160度。油につける時間は2分!
2分経過。
うまくいきました。
食べよ、早く! と真一さん嬉しそう。
今度は何分待つんだ、と質問します。
待ちきれない様子。
真一さん、いよいよ試食です。
うまいよ! これは! と真一さん。
今までで一番おいしいです、と福ちゃん。
すごいよ、これは。感動する真一さんです。
ほんとにほんとに、これで完成ですね! と福ちゃん。
いや、生地から一から作り直す、と。
油であげたときに一番美味しくなるように作り直してみるというのです。
なんという完璧主義!
なんというど根性!
これぞ、ものづくりにかけた男の情熱!
よりよいものを、世に送り出すに値する心意気です。
し、し、しかし、周囲の者は大変だと心からお察しいたします。
福ちゃん、本当に偉すぎる!
わかりました、とすぐに賛成していました。
真一さんは一体どない思わはったことでしょう。
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