もうすぐ50話目に入ろうとしている、朝ドラまんぷく。
福子の母である、今井 鈴さんの言葉のインパクトが強すぎで、
面白すぎで、ある意味深くて、ほんとうにこのドラマを盛り上げ、
そして、スパイスを効かせてくれているんだ、ということに気づかされる日々。
立花萬平という人を励まし、勇気づけ、常に前進させ応援しているのは
妻である福子さんですが、彼を奮い立たせたのは、福ちゃんだけではなかったのだな、
としみじみ思うのです。
以前、このブログでも書きましたが、飴とムチのムチの役割を
果たしてくれていたのだ、と。
最初に気づいたのが、10月28日あたり。
そして、11月の初めには、またまたしつこく記事に。
戦後、克子さんの家に住むようになり、なんとかしてよ!
あなた発明家なんでしょ、と詰め寄った鈴さん。
そこから、はんこやという仕事にたどりつくことができたわけで・・・。
ということで、克子さんの家を出ることになるわけです。
鈴さんの正直な心からくる言動は、人を動かすものがあるから不思議です。
文句言いながらも気いよう仕事してくれていたのに、ご先祖様が源義経であることを
バカにされただけで、全てを放り出し、家出するその行動力。
好き勝手に行動してしまうのは、周囲の人が優しくておおらかだから出来ること、、、
なのに、自分が一番大切にされていなくて不孝者だと思っています。
そう言って、鈴さんが家出をしたことで、萬平さんは、道端に転がらざるを得ない人々が、
まだまだたくさんいることを知りました。
鈴さん探しの旅にでなければ、もう少し塩作りオンリーの時期が長かったのかもしれません。
よりによって、なぜ我が娘の臨月の時に!?
今まさに生まれようとしている時になぜ? と思わなくもなかったのっですが、
振り返ってみると、鈴さんの言動や行動によって、
よきことのほうに向かってに突き動かされているような
気がしてくるのです。
ふと振り返ると、自分の人生においてもそういう出来事ってあるなぁ、と。
その時不運に思えても、後で思えば、もしかしたらラッキーだったのかもしれない、
ということ、あるなぁ、と。
チャンスは、カタチを変えてやってくる?
そういうことってあるような気がします。
そんな視点からこのドラマを見ていくのも楽しいかも、と思い始めました。
今後、このドラマはどう展開していくのか?
鈴さんと萬平さん、福子さんが、激動の昭和をどう生き抜いていくのか、
どのように人生を切り開いていくのかが、大いに楽しみです。
10月スタートから、2ヶ月経過しての感想でした。
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