もはや涙なくして見ることができなくなってしまった、義母と娘のブルース
第5話は夫の入院です。ピンピンコロリと人生を終えようとしていた良一が、
生きたい、死ぬのが怖いと本音を亜希子にぶつけます。
亜希子と良一の交わす言葉が切なくて、胸がしめつけられます。
その会話からあふれる愛。
愛は見えないけれど、確かにそこにある、と思わせる。
そして主題歌が「アイノカタチ」とくるこのドラマは、かなりすごい。
流れるBGMに涙し、ラストのテーマ曲「アイノカタチ」が流れるときには
もうあきません。号泣。
第5話は、二人の愛が育っていることが十分すぎるほど伝わってきました。
みゆきを真ん中に川の字で寝るという、家族の象徴そのもののシーンの中での
せりふひとつひとつが心にしみました。
「あきこさん」と言った良一の優しい声。
妻を呼ぶその優しい声に、目に見えない愛は、こういうところでカタチとなるのか、と
ドキッとしてしまいました。
この世の男性たちが、恋人、妻の名前を、あんなふうに優しく愛おしく呼びかけたとしたら、
きっと女性たちはとても幸せな気持ちに包まれるのでしょうね。
「みゆきがどんな女の子になるのかなぁ」という父の気持ちがいっぱいのセリフにも
ジーンときてしまいました。見届けることができない、かもしれないことが辛いです。
どんなに健康な人も、元気な人も、いつどうなるかわからないのが、人生。
見届ける保証なんてどこにもないけど、元気なら、見届けることができるに決まっている、
と思い込める。そんな幸せに気づかされる瞬間でもありました。
感情移入が激しすぎ、なかなか感想が書けません。
ほかのドラマもも見ているのに、このドラマに力が入ってしまいます。
第5話の後に、次の予告がなかったわけがわかりました。
義母と娘のブルースの公式サイトを見て・・・。
ドラマは第2章に。みゆきは成長し高校3年生になっているようです。
予告のタイトルには、第2章スタート! 父の愛がつなぐ10年~新たな出会いと奇跡とありました。